カテゴリ:「Psychology」

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2012.04.02 11:40 | EDIT
David Marrの視覚理論(Vision)より

人間の情報処理には”3つのレベル”での理解が必要と解いています.


1.Computational Theory (計算理論)

What is the goal of the computation, why is it appropriate, and what is the logic of the strategy by which it can be carried out?
(何が計算の目的か,なぜ計算が適切であるか.また実行可能な戦略的理論を探る.)


2.Representation and Algorithm (表現とアルゴリズム)

How can this computational theory be implemented? In particular, what is the representation for the input and output, and what is the algorithm for the transformation?
(どのように計算理論が実装されるか.特に,入出力の表現方法や変換のアルゴリズム.)


3.Hardware Implementation (機械実装)

How can the representation and algorithm be realized physically?
(表現方法とアルゴリズムの物理的な実現方法)


[参考文献]

- Marr D. (1982). "Vision. A Computational Investigation into the Human Representation and Processing of Visual Information. W.H. Freeman and Company.

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2012.02.25 01:20 | EDIT
2011.12.04 07:22 | EDIT
「行動が行動を誘発する」で思い出したんですが,

"カマスの実験"という心理実験があります.

カマスは魚の種類で,体調は数十センチと小さなものから,1mを超える大きな種類も存在します.


実験の手順としては,

- 水槽にカマスをはなす
- 水槽に透明な仕切りをする
- カマスの居ない側に餌を放す

とします.

初めは餌を食べようと奮闘しますが,途中に透明な壁があるために餌までたどり着けません.

壁に何度もぶつかり,しまいには餌を諦めてしまいます.

そこで透明な仕切りを外すとどうなるか?

それでもカマスは「どうせまた壁にぶつかる」と思い込んでいるため,餌をとろうとしません.

数週間放っておいたら,カマスは餓死してしまったそうです.

ここで,カマスの実験(Barracuda Experiment)動画を見つけたので転載します.オランダ語の動画ですが,何をしているかは分かると思います.





動画では餓死するところまでですが,さらに実験を進めた話もあります.

"カマスが餌をとろうとしなくなった"ところから,"何も知らないカマスを水槽に入れる"

と手順を追加した実験もあります.

もちろん,何も知らないカマスは目の前に餌があるので食べます.

今度は,他のカマスが餌を食べているカマスを見て,「自分にも食べられるんじゃないか?」と思い込みます.

すると,食べ始めるまでにそう時間はかかりません.


転じて,ビジネスの知識としてよく使われるようです.

「見えない壁を自分で作ってしまう」とか,「自分が動き始めれば,周りもついてくる」とか.

出来る範囲を狭めてしまっているのは,意外と自分なのかもしれないですね.

2011.12.04 06:47 | EDIT
James J. Gibsonの"The Ecological Approach to Visual Perception"より.

今回は8章"The Theory of Affordances"から,行動が行動をアフォードする(behavior affords behavior)を取り上げます.

人間は常に人の行動を見ていて,その行動の結果,自分の行動を変えるということも多く行われます.

また,これは人と人の関係により変換するもので,

"お母さんと子供","上司と部下","売り手と買い手"なんか当てはまりますね.

それから,人だけでなく動物にもこの関係は適用でき,代表的な例として"捕食者と被食者"の関係があります.

動物の能力により,相手を補食できるかどうかも決まるとあります.


周りの人をみて,行動が誘発されるので,出来るだけ良い行いをしている人の近くに居たいものですね.

[参考文献]

The Ecological Approach To Visual PerceptionThe Ecological Approach To Visual Perception
(1986/10/13)
James J. Gibson

商品詳細を見る
2011.11.15 02:45 | EDIT
James J. Gibsonの"The Ecological Approach to Visual Perception"より,

今回は「人とモノとの関係」です.

これがアフォーダンス理論に繋がって行くのですが,人は使うモノによって行動が誘発されたり,

行動が変わったりします.

人はずっと暮らしやすい環境を整備してきました.

道であれば「歩くところ,走るところ」,建物であれば「住むところ,仕事するところ」,階段は「登るところ」

というように.


また,動物にまで範囲を広げて考えてみると,

人間にとって水は生きるために飲むもの,そして時には泳ぐところですが,

えら呼吸ができる生き物にとっては「暮らす場所」です.

火は人間にとって生活に欠かせないものですが,ほとんどの動物からすると「怖いもの」です.


必要,便利なモノと言えば道具です.

何か特別な用途を持つモノは知っていれば効果的に使える,または自然にそれを連想させます.

例えば,ハサミは何かを切るものであったり,テープは貼付けるものと言ったように,

毎回説明を受けなくても我々はそれを使えます.

更に言うと,膝くらいの高さにある板は「座る」という動作を誘発し,

頭の位置にある水平な棒は「下をくぐる」という動作を誘発します.


これが人とモノにある関係で,この関係性を適用して生活空間を快適にしたり,

自然と「そこでやってもらいたい」動作を誘発します.

身の回りにあるモノを眺めてみると,「どうやってデザインされたか?」が分かって面白いかもしれないですね.


[参考文献]

The Ecological Approach To Visual PerceptionThe Ecological Approach To Visual Perception
(1986/10/13)
James J. Gibson

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